-------------------------------------------------------------------------------- 15/0/0/2/魂散導0薬炸/否定島 −2子 0/0/1/1/儀0臥臥鏡魂散幕押/相井明 -------------------------------------------------------------------------------- コトバが暴力に打ち勝てることも証明されたので自分はいまやコトバ使い師と名乗ってもおかしくないんじゃないかと思う今日この頃です があなたはどう思いますか? 返事が無い。ただの屍を越えていけばいいのかしら。ああ、もう夜なのでおねむなのですか。なるほどなー。 そういう文化もあると聞き及んでおりますれば、わらわはあなたの枕となることも吝かではありませぬ。ゆっくりとおやすみなさいむぎゅ ー。……ふふふ、だまされたな、私はただの枕ではない、喋る枕だったのだ! アン・ミン・ボーガイ! 寝物語を大声で話して差し上げ ましょう。むかーしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは言いました。おばあさーん。おばあ さんは言いました。おじいさん、おばあさんって十回言ってみてくださいな。おじいさんは素直に従います。おばあさんおばあさんおばあ さんおばあさんおばあさんおばあさんおばあさんおばあさんおばあさんおばあさーん。おじいさんがあまりに楽しそうにおばあさん連呼す るのでおばあさんは軽くイラッ☆としながらも尋ねます。ではここで問題です、砂浜でカメをいじめていたのはだーれだ。おじいさんは即 座に答えました。おばあさーん! おばあさんはニヤリと不敵に笑い、ククク、よく解ったな、そう、この私こそが、あらお目覚めですか 屍さん。まだ寝てていいですよ、カーテンコールまで、時間はまだまだたっぷりあります。ゆっくりと私色に染め上げちゃうんだからねっ! 何の話をしていたんだっけ。屍? そう、おじいさんはおばあさんの屍を抱えて泣いています。そこに通りがかったのは皆のヒーロー、世 界の英雄、ザ・否定島−子・ナンバーワン、もう、なんでそんなに猛プッシュしてくるんだい屍氏。何? 屍じゃないの? 知ってるよそ んなこと。だが、今のキミが屍でなかったとしても、異次元同位体のキミはどうかな? え? それがキミの名前? へえ、素敵な名前だ ね。アイーンね。覚えたぞ。実はあたしもアイーンって名前なんだ。オソロだね。はい、もうあなたの話はききませーん、締切でーす。お いどんの話を黙って聞けばいいんでごわすっ! 大丈夫、ワタシイロに染まりきっても死にはしないから。今のあなたは消えてなくなって しまうかもしれないけど、生きれればいいでしょ? デショデショ? さあ、ストーリーテリンぐっていいかな? いいともー。最後の最 後、めでたしめでたし、ってところだけは言わせてあげるから、それまではご清聴ありがとうございまーす。 -------------------------------------------------------------------------------- 勝者:ザ・否定島・アイーン --------------------------------------------------------------------------------