ARIAの世界観で話を作ろう! 時代は西暦2220年代(灯里たちの時代の50年ほど前)。ネオヴェネチアがまだ町として未完成な(八割がた完成)な状態。 火星暫定政府と植民地管理局(地球政府)の間の戦争。 〜時代背景〜 西暦2100ごろテラフォーミングが完了(70%程度。居住は可能)し、植民地管理局主導ものと移民が始まる。その少し前から地球にて火星を聖地とした新興宗教が興る。 2130年代、移民が移民局の管理下からはずれると、件の宗教(かなりの勢力)のシオニズム運動が始まる。 2135年、火星への地球からの新規移民が完全禁止になるが、既に火星は信者で溢れていたし、不法移民するものもいたので全く意味を成さなかった。 同39年、火星は植民地管理局連盟からの脱退を表明すると同時に一方的に独立を宣言。これを認めない地球政府との緊張状態が始まる。 42年、地球で起こった大規模なテロの実行犯が信者であるとする地球政府が、火星に対し実行グループの主犯の捕獲を目的に部隊を派遣。これと火星暫定政府の警備隊が交戦状態に入ったことにより第一次火星地球戦争が始まる。 45年、激戦の末地球軍は火星の首都を陥落させ、宗教の幹部を戦犯で処刑した。 結果的には地球、植民地連合軍の勝利に終わったが、勝利した陣営の経済は疲弊し、再建不能な状況にまで陥る。その混乱のなか、地球の政府内では植民地に自治権を認め、政府を樹立させるべきだという意見が出現する。植民地を中央で集中管理する余力の無かった地球政府はこの意見を国連で採決。国連第76283410号採決。 その後地球政府主導の下人類が保有する全ての植民地の自治化、親地球的な政府の樹立が進み、しばらくの間平穏が続く。 その後地球の経済は徐々に回復し、火星の産業も発展していった。 2198年、火星で大規模な地震が発生。 2208年それによってできた巨大な断層から、非常に高価な金属の層が発見される。それまで火星の資源採掘は地球政府が出資する官民企業がほぼ独占していた(ろくな鉱物資源が取れなかったため誰も文句を言わなかった)。また、彼らと火星政府の間に「向こう100年間資源の採掘を一任する」とうい条約を締結していた。火星政府はこの事を極秘とし、採掘会社に惑星外退去を命じた。それと同時に、火星政府系の採掘会社を起業した。2211年の出来事であった。その際、火星政府は地球の会社との条約は一方的に破棄され、それと同じものを火星の会社と結んだのであった。 地球政府はこの出来事を批判することを表明。他の旧植民地もこれに習った。 ここに第二次火星戦争が始まったのであった(会戦はもう少しあと) 2210年、地球の遠軌道ステーション『Hoth』が何者かによって襲撃される。ステーション本体が破壊されたため『Hoth』に居た開拓団、現地職員、民間企業職員全員が犠牲になった。地球政府はこの事態を火星の軍事組織に準ずる集団の仕業であると発表。第一次火星地球戦争の傷が癒え切ってなく、火星との全面戦争に及び腰だった地球世論はこの事件を期に会戦へと一気に傾く。世論を受けて政府は、冥王星付近に展開していた主力艦隊と、太陽系治安維持委員会所属艦隊及びスペースコープス(宇宙海兵隊)を火星付近に展開することを決定。数週間足らずで展開を完了。そんなとき・・・ キャラクター紹介: ・アキ(仮  24歳 火星のイタリア地区(この頃には既にAQUAか)の観光案内をしている会社の若手職員。入社二年目だが社内では一番の新人。火星にはこの時点ではウンディーネという職業が存在しないため、ツアーガイド的なことをしていた。戦後、観光業が起動に乗ってきたっところでの戦争勃発のため、戦争に関係あるものにかなり否定的。地元で、かつ土地勘があるという理由からネオ・ヴェネチア諸島を守るために配備された火星の火星自警団や傭兵の部隊の案内人をさせられることに。 ・ラッセル・クロウ(仮  31歳 ネオ・ヴェネチア諸島防衛のために政府が配備した二個小隊を束ねる隊長。元アメリカ軍レンジャー連隊所属。カザフスタンでゲリラ戦った際に左手の薬指を負傷。いい機会だからと軍を退役、その後太陽系治安維持機構の宇宙海兵隊に志願。五年間天王星で暴徒鎮圧に従事した後、会戦のニュースを聞き、火星に飛んだ。通称『ラッセ隊長』。アキからは『ラッセ』と呼ばれる。 これを漫画にするにはかなりの労力と実力がいるだろうな。暫くは無理だ。 ストーリー:  アキの会社が無期限の休業に入るところから話は始まる。その席でアキに案内人の辞令が降りる。住民が続々と避難する中、守備部隊が到着する。最初は兵隊たちに不快感と嫌悪しか抱いていなかったアキだが、次第に打ち解けていく。ネオ・ヴェネチア諸島の様々な場所を案内していくうちに深い関係になっていくアキとラッセの二人。そんな矢先、地球軍の艦隊が火星の衛星基地を制圧したという報告が入る。本土上陸が近いことを悟り、作戦を立て始めるラッセ。そして当日、部隊をサン・ミケーレ島(当時はもっと大きく、密林が広がってた)に展開させ、アキをヴェネチア本島に非難させ、ヴェネチア本島は無血開城させる作戦がとられた。しかし、敵は予想より早く降下してきたため、アキの本島への退避が間に合わなかった。しょうがないのでラッセがアキを本島まで護衛することに。アキを無事本島に送り届けたそのとき、無線から仲間の報告が。海兵隊の部隊は予想外にヴェネチア本島付近の無人島を足がかりに火星への上陸を始めた。自分たちだけでは持たない、と。そして、敵は歩兵だけではない、と。ゾディアックに携帯ロケットを積んで再びミケーレ島方面へ向かうラッセ。それを見つめるアキ。ミケーレ島に着く前にクロウは見覚えのあるマーキングのフライビーグルに遭遇。それはかつて自分が指揮していた部隊のものだった。一方アキ。色々あってラッセを追う決心をした彼女も、モーターボートにのってミケーレ島方面を目指していた。近道をしていた彼女が見たものは、頼りなげなボートに乗って敵のビーグルと対峙するラッセの姿であった。一方ラッセ。彼が遭遇したのはかつて彼が指揮していた部隊だった。ビーグルに乗っているかつての部下の一人(ラッセが居た頃の副隊長、今の隊長)が、マイクを使ってラッセに話しかけててきた。彼曰く、今の部下は(てこずったもんで)ビーグルの空爆を受けて全滅した、かつての隊長をこの手で殺せてうれしい、と。そしてラッセも攻撃を受ける。一方アキ。状況に手が出せず固まっていたが、ラッセが攻撃を受けたところをみて絶叫、したところをビーグルに発見される。彼女が民間人であることを知りながら攻撃してこようとするビーグル。機関銃を撃とうと機体を固定した瞬間、海面から顔をだしたラッセの携帯ロケットが直撃。墜落するっと思った瞬間、すぐ近くにアキが居ることに気付くラッセ。何とかアキの上に墜落することは避けたものの、衝撃で海に叩き落されるアキ。ラッセはもぐって気絶しているアキを近くの海岸まで引き上げると、蘇生術を試みる。アキが目を覚ましたとき、ラッセの頭のすぐ隣を弾丸が通過していった。副隊長がここまで上がってきたのだ。とっさに拳銃を抜いて振り向くが、相手に銃口を向ける前に腰に一発弾を食らってしまう。崩れながらも引き金をひき、弾は相手の額に命中。そのまま血を流して気絶するラッセを抱きながら叫ぶアキ。時間は移って10年後。ウンディーネの格好をしてかつての観光会社で後輩指導にあたるアキに同僚が『あなたをご指名よ。xxxで拾って欲しい、ですって』とアキに伝える。不審に思いながらもxxxに向かったアキの前には、車椅子に座ったラッセの姿が。サン・ミケーレ島に向かって欲しいというラッセ。向かう途中、いろいろなことを話しながら昔のことを、昔の続きをしていくふたり。島について、あの戦闘の慰霊碑の前でのツーショットでFin。